設計事務所って何をしているところ?設計事務所で家を建てるメリットなどについて

設計事務所の人たちは全員経験者なのか?
家を建てる場合設計事務所への依頼も検討します。
設計事務所は専門家が集まり、デザインに富んだ住宅になるため高額になるというイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
設計事務所には一級建築士や二級、木造などの資格を持った人が在籍しており、資格によってできる工事内容が異なっています。
この建築士の資格がないと設計事務所を開設することができませんが、2020年の法改正により実務がなくても試験を受けることができるようになりました。
もちろん合格後は実務経験を行い免許が登録されますが、経験豊富であるとは限りません。
このようなことから事務所すべてが経験者とも言えず、まだ見習いの人もいます。
とはいえ経験が浅い場合は経験豊富な人を一緒に業務につかせますし、設計そのものは一級建築士が行います。
品質が落ちるわけではなく、しっかりとサポートも受けることができます。
ですが経験が浅い場合は質問したことに対して的確な答えが返ってこないため、やはり経験者が多い事業所の方が信頼度は高くなります。
設計事務所にはどんなメリットがある?ハウスーカーと比較してみよう!
フルオーダーメイドで家づくりを検討している施主さんにとって、依頼すべき業者選びは頭の痛いところかもしれません。
例えば設計事務所に依頼するにしても、ハウスメーカーと比べてどれだけのメリットがあるのか、よくわからないのが実際なのではないでしょうか。
設計事務所とはその名称の通り、設計を中心とした事業者を指すのが一般的です。
実際には有資格者の建築家が設計を担当し、監理も担当するケースが目立ちます。
ただし施工については、建築会社や工務店などが担当することになります。
この点、ハウスーカーの場合には、設計をはじめ施工から監理まで、ほぼ全てを1社で担当する傾向があります。
設計事務所はハウスメーカーと比べて設計の自由度が高く、設計のノウハウや経験も豊富なため、フルオーダーで家づくりを希望するなら、このタイプの業者が理想かもしれません。
また施工については他の業者が担当するため、建築現場では一層客観的な視点から監理できることも、設計事務所の強み。
施主さんにとっては、施工プロセスが明確になる上、完成した住まいの品質にも安心感があります。